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ねこさま指定席

こんばんは、猫です。

といわんばかりですが、
今日はグルメな猫様の指定席となっている
実家のダイニングチェアについて。

実家のダイニングチェアは、今年で34年目。
もうガタがきてしまい、母ご自慢のD.I.Yをほどこしても、
時折り、三枝なみにこけてしまう。汗

買い替えるのは簡単だけれど、
そこには、父の席があり、祖母の席もあったわけで。。

カリモクのごくごく一般的な椅子。
相手にしてもらえるか不安に思いつつも、
プロの修理屋さんに頼むことにした。




一件目、「新しいのを買った方がいいですよ」と電話口で断られた。
二件目、「現物をみないと分からないので」とすぐ来てくれた。

しかし、残念ながら結果は、一件目と同じ。
細かな説明を受けて、仕方ないね、と母と肩を落とした。
でも、なんだかこれで椅子が成仏できるような、そんな気持ちになった。
きっとそれは、修理屋さんの素晴らしい仕事のおかげだ。

仕事の語源は、「すること」「すべきこと」から来ているという。
私たちは、モノを買っているようで、買ってはいない。
モノが手に届く、それまでの「すること」「すべきこと」を買っている。
そしてさらに「モノがしてくれること」も含めた対価を払っている。

34年もの間、家族を支えてくれた椅子たちは、
しっかりと「すべきこと」、仕事を果たしてくれた。
そんな仕事をしてくれた椅子に対して、ちゃんと診察を施すことが、
使ってきた私たちの「すべきこと」仕事だったのかもしれない。

「何も直してないのでお代はいいです」と帰る修理屋さんに
「それじゃ、これを」と母は両手に持てる限りの缶ビールを渡していた。
きっと母も同じ気持ちだったのだと思う。






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